さちこの色々

アラサー独身一人暮らし満喫中のさちこです。考えたこと、好きなもの、行ったところなどをのんきに更新していきます(*^^*)

痛みの話

私は痛みに弱いです。
「痛いの苦手!」とか「注射キライ!」というのはもちろんなんですが、本当に身体が痛みを拒絶するというか、痛みに対する身体的反応があるんです。

ある種の痛みを感じると、ほんの数十秒ですが意識を失ってしまいます。
例えば転んだ場合なんかは「痛いよぉぉ~」の後に、頭がぐわんぐわんしてきて、視界がだんだん暗く狭まってきます。
「あ、これは失神する」って思った直後には、もう倒れてしまっています。数十秒間ですけどね。
この様子をよく見てきた母が言うには「白目剥いて、痙攣してるよ」とのことです。
うーわ…そんな姿、自分では絶対見たくないでぇーす…( ˘•ω•˘ )

色々調べていくうちに、この症状が「迷走神経反射」と呼ばれているのを知りました。
迷走神経というのは、自律神経のひとつであり副交感神経に含まれるもの。
交感神経が血圧を上げたり心拍数を上げるのに対し、副交感神経はそれらを下げる働きがあります。
なんらかのストレスを感じた際に副交感神経が過剰に働いてしまうと、十分な血液が脳にまで巡らなくなって失神したりしてしまうそうなのです。
これを「迷走神経反射」といいます。

この場合のストレスは、ある種の”きっかけ”みたいなニュアンスだと思います。
私の場合は痛み、採血、恐怖などで起こりがちですが、起立や空腹でも起こってしまう方がいるそうです。

もちろん、我慢できる痛みもたくさんあります。
でも「この痛みだと必ず失神する」っていう括りが特にないんです。
その時の体調とか気分によって、今まで大丈夫だった痛みで倒れてしまうこともあります。

しかも、転んだ時のケガよりも、失神して倒れた時に頭打ったり目の横切ったり、メガネが壊れたりする方が危ない(´・ω・)
ほんとにきれいに「バタン!」と直角に(?)倒れてしまうのです。|→_みたいな。
なので最近は、二次災害に備えて「危険だな…」と思ったら床にゴロンと転がるようにしました。これで失神しても二次被害は防げる!はず。

ドラマや映画で、血だらけでいかにも「痛そう!!」という場面も苦手です。
自分のことではないのに、やけに敏感に反応して気持ち悪くなってしまう。
なので、グロい映画はもちろん、ホラー映画や流血してるプロレスなんかも見られません(笑) 
ホラー映画は関係ないか、怖いの苦手なだけです(笑)

 

全く話変わっちゃいますけど、痛みっていろんな種類がありますよね、説明できないくらいに。
それに、私が「痛い!」って思っても、他の人がその状況をそんなに痛く感じなかったりすることもよくあることです。

お医者さんに「どんな風に痛みますか?」と聞かれると、形容に困ります。
「ズキズキ」「ジンジン」「ガンガン」「チクチク」「ヒリヒリ」
この形容って、普通に世の中で共通語みたいに使われてるけど、この使い分けってめちゃ難しくないですか?英訳とかできるのかな(笑)

これを子供の頃から常識として使い分けられるのってすごいと思う…
その人にしか痛みって分からないのに、それを共通語で共有してるなんて、人間尊いなぁって思います。

全然関係ない話で締めちゃった(笑)
どうか、ケガのないようご安全に。
ではごきげんよう